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ED_不妊_逆子FAQ

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男性不妊・ED治療

Q.EDとはどんな病気?

EDとは勃起機能が低下した状態を指し、十分な勃起が維持できないことで性交が行えない病気です。
ストレスの他にも、心因性、うつ病、糖尿病、高血圧症などの疾患によるEDがあります。

Q.EDはどんな原因で起こるの?

多くの場合、ストレスが関与していると考えられています。
現代社会は仕事や対人関係、生活環境といったストレス社会であり、様々なストレスから体調の歪みが生じて発症すると考えられています。
その他にもうつ病、糖尿病などの疾患からも発症することが考えられています。

Q.EDの治療はどこに鍼(はり)をするのですか?

基本的には、腰部から骨盤、腹部のツボ、症状により下肢(足)、上肢(腕)のツボを使います。
EDの場合、陰茎への血流が不足することにより持続的な勃起ができない状態におちいるため、骨盤内への血流改善させることが1つの治療ポイントとなります。
そのため、腰部から骨盤のツボを選択して治療することが重要なのです。

Q.治療回数はどのくらいになりますか?

症状の程度により個人差がございますので、一概に何回と言うことはできません。
ただし、症状の軽いものであれば数回の治療で改善することもございますが、うつ病や糖尿病などの疾患が併発している場合などは少々お時間が必要かと考えます。

Q.仕事のストレスでタバコの量が増えたのですが、禁煙がEDの原因になることはありますか?

あります。
しかし仕事によるストレスの方が大きいのではと考えられます。
確かにタバコは全身の血流の循環を悪くしますので原因の一つにはなります。

Q.うつ病の薬を飲み始めてからEDになってしまった様な気がします。関係ありますか?

可能性はあります。
うつ病治療薬や自律神経薬などの薬にはEDを引き起こす作用があると考えられています。
鍼灸治療には自律神経を調節して自然治癒力を高める作用がございますので、軽度のうつ病とEDを平行して治療することが可能です。

Q.潰瘍性大腸炎の治療でステロイドを使うと妊娠に影響があると聞きました。本当ですか?

男性の場合、サラゾピリンを飲んでいると精子の数が減少する事があります。
(妊娠できなくはありませんが、妊娠する確率は低くなります)
サラゾピリンを止めれば精子の数が元に戻るので、子作りの予定がある場合は薬を変えてもらいましょう。

一応、サラゾピリン・ペンタサは胎児に奇形を誘引する副作用は確認されていませんが、症状の緩解期に妊娠、出産ができるように考えましょう。
生まれてくるお子さんの精神的な影響を考えると、無理をして途中で入院してしまうような事態は避けなければなりません。
妊娠よりも危険なのが、出産後にステロイドのサラゾピリン・プレドニン・ペンタサを服用しているお母さんが赤ちゃんに母乳を与える場合、ステロイドが母乳に溶け出して赤ちゃんに影響を与えることです。
そのため、出産後にこれらのステロイド剤を服用している方は直接母乳を与えることは避け、粉ミルクを使うようにしましょう。
また、ステロイド以外にも副作用があるのは免疫抑制剤です。
種類にもよりますが、催奇形の可能性があるので妊娠しないよう気を付けなければなりません。

女性不妊

Q.どのような不妊症にも効果があるのですか?

原因不明の不妊症に対して特に効果があります。
多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣などの疾患や、卵管が狭窄(きょうさく:狭くなっている状態)しているなど検査上何らかの問題があると、鍼(はり)治療のみでは回復の可能性が低い場合もあります。
まずは原因がどこにあるのかの確認が必要ですが、鍼治療で回復可能かどうかも判断しますのでご相談ください。
しかし、病院での治療と鍼灸治療を併用することで基盤となる体作りをサポートし、結果として妊娠しやすくなります。

Q.どうして鍼(はり)をすると妊娠しやすくなるのですか?

鍼やお灸をすることで子宮や卵巣の働きを高め、ホルモンのバランスが整えられるからです。
鍼灸治療は病院の検査とは異なり、悪い部分だけを診るのではなく、からだ全体、その方の生活環境を全体的に診て治療をします。
子宮や卵巣の働きを悪くしている根本の原因を見つけ、それを改善していくのです。
体が冷えてしまっているかた、胃腸が弱く体力のないかた、ストレスによって生活リズムが乱れてしまっているかた、それぞれの患者さんに合った治療をします。
それによって、妊娠・出産・子育てに耐えうるからだ作りをしていきます。
ですから、調子良く過ごせるのでとても楽だ、という方がたくさんいますよ。

Q.妊娠の可能性がある時に鍼(はり)をしても大丈夫?

妊娠しても高温期を保てないと不育となってしまうため、結果として流産してしまいます。
そのため、妊娠初期の不安定な時期にはむしろ高温期を保つための鍼治療が必要となります。
安産治療の際には足三里(あしさんり)というツボも使用します。

 画像の説明   画像の説明
  高温期を維持するための鍼(はり)       安産のお灸:足三里(あしさんり)

Q.低温期や高温期にツボは変わるのですか?

刺激するツボは女性ホルモンの関係で生理周期によって当然変わるのですが、そういった区切りのみだけではなく、そのかたのその日の状態によっても刺激するツボが変わります。

患者さん一人一人、その日の体調に合わせた治療をしていきます。

Q.病院で治療を受けています。併用しても大丈夫ですか?

病院での治療と鍼灸治療を平行しておこなっても、全く問題ありません。
鍼(はり)は、自分自身の力を引き出してより良い体作りをする治療です。
お薬とは作用が全く違うので併用しても問題ありませんし、人工授精や体外受精などをされる場合に鍼で体作りをするとより成果が出やすくなります。
ただ、お薬によって体の状態が悪くなっている場合には、服用中のお薬をやめていただくようにお話をさせていただくことがあります。
また、不妊治療以外の通院をされている方も、念のためお薬の名前を伺うことがあります。

Q.どのくらいのペースで治療に通ったらいいのですか?

不妊治療の場合の鍼(はり)の効果は3〜4日ですから、週に2回くらいが目安(理想)となります。

Q.どのくらいで効果がでてきますか?

人それぞれなので一概には言えませんが、体が変化してくるのには生理周期を考慮すると最低でも3〜6ヶ月かかります。
焦らずにご自分の体と向き合って治療されることが大切です。

Q.日常生活で気をつけることはありますか?

足首の内側には女性にとても大事なツボがあるため、まずは足を冷やさない事が大切です。
自覚症状として冷たい感じがなくても、知らぬ間に冷えているというかたはたくさんいらっしゃいます。
お腹や腰周りを暖めるのはもちろんですが、スニーカーソックスや七分丈のパンツは足首がとても冷えやすいのでご注意下さい。  
また、ストレスも不妊症の大敵です。

Q.カウンセリングもあるのですか?

特別にそういったものは設けていませんが、体の変化を察知して原因を追究・治療方針を決めるため、治療を開始する前、そして治療中にも鍼灸師とじっくり話をする時間がとれます。

また、治療前だけでなく、妊娠への不安などが出てきた時や生活環境やストレスの問題など、気になる事がある時にはいつでもお気軽にご相談ください。

Q.不妊症って女性ばかりに原因があるのですか?

不妊の原因が、必ずしも「女性側だけにある」とは限りません。
男性側に問題があるために子供ができにくいカップルもいらっしゃいます。
精子の数が少ない場合やその動きが悪かったり、奇形精子が多いなど、その理由も様々です。
現在では不妊カップルの原因の男女比は1:1と言われています。

Q.男性にも効果がありますか?

鍼灸は男性不妊の治療にも効果があります。
必ずしも女性側のみに原因があるとは限りませんし、検査上問題がなくても女性と同様に体作りをすることで精子の状態もよくなります。
ご夫婦で治療されている方もたくさんいらっしゃいますよ。

Q.病院に行ったことはないのですが、検査をしたほうがいいのでしょうか?

お体の状態によります。
ただ、どんなかたにも全ての検査が必要なわけではありません。
不必要な検査は体の負担になるだけですので、一概にどちらが正しい、とは言えません。

Q.病院で原因不明と言われました。本当に原因はないのでしょうか?

西洋医学では、子宮や卵巣、ホルモンの値などに異常がみられないのに妊娠にいたらない状態を「機能性不妊」といい、原因不明の不妊症と診断されます。
東洋医学では、まず子宮や卵巣の働きやホルモンのバランスを乱している原因を探ります。
体の一部分ではなく、全身や生活環境を診ることでそのかたの弱い部分やホルモンバランスなどを乱している要因、妊娠の妨げになっている原因を見つけ、それに対して治療をしていきます。

Q.不妊症に対する鍼灸治療はどんなことをしますか?

生理から排卵までは卵胞ホルモンが、排卵から次の生理までは黄体ホルモンが多く分泌されると性機能がうまく働いているといえます。
体には、卵胞ホルモンの分泌を整える「三陰交(さんいんこう)」、黄体ホルモンの分泌を整える「復溜(ふくりゅう)」というツボが存在します。
これらのツボを生理周期に合わせて使い分け、また肩こりや腹痛などその時々の体調をふまえてツボを組み合わせながら治療します。
そうすることで女性ホルモンがメリハリよく分泌され、基礎体温の低温期、高温期がはっきりし、子供が授かりやすい体になっていくのです。
また、鍼灸治療をすると体を落ち着かせる神経(副交感神経)が活性化するので、イライラがなくなったり、夜よく眠れるようにもなります。

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お灸を置いている場所がそれぞれのツボになります(左:復溜(ふくりゅう)、右:三陰交(さんいんこう))

Q.病院で長期間の治療をしていますが成果がありません。それでも鍼灸で効果がありますか?

体の土台が出来ていなかったのか、もしくは長期治療により体が薬に負けてしまっているのかもしれません。
状態にもよるので一概には言えませんが、体が本来持っている力を引き出すことによって妊娠する可能性は充分にあるといえます。
ぜひ一度お気軽にご相談下さい!

Q.どんなふうに体の状態が変化していきますか?

少しずつ生理周期が整い基礎体温がきれいになっていきますが、それまでには時間がかかります。
目に見えてそういった変化が出てくるよりも先に、まずは足や体が冷えにくくなったり、肩が凝らなくなったりといった変化があらわれてきます。
さらに、それまでよりも疲れにくくなったり便通が良くなったりと、日常生活で苦痛に感じていたことが改善されていきます。
治療が進むにつれ、徐々に体が楽になっていくのを感じてもらえるかと思います。

Q.妊娠するには女性ホルモンが大切と聞きます。女性ホルモンってなんですか?

女性ホルモンとは、女性らしい体つきの形成・生理・妊娠・更年期障害などと深く関係するホルモンです。
特に、妊娠するには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌バランスが重要です。
卵胞ホルモンは生理から排卵までの間に多く分泌され体温を低く保ち、黄体ホルモンは排卵から次の生理までの間に多く分泌され体温を高くします。
この2つのホルモンが生理周期に合わせてメリハリよく分泌されると「子宝に恵まれやすい体」と言えます。

Q.基礎体温を測ったら何かわかるのですか?

基礎体温とは朝起き上がる前に計る体温のことで、基本的にはあらかじめ枕元に置いておいた体温計で横になったままの状態で舌の下の温度を測ります。
基礎体温を測ることで女性ホルモンのバランスがわかるのです。
つまり、生理周期に伴って卵胞ホルモン・黄体ホルモンのバランスが整っているかを確認できるのです。
毎日同じ時間に測るのが理想的なので慣れるまでは大変かもしれませんが、測り続けることによってホルモンバランスはもちろん、排卵の有無や妊娠の有無、妊娠しやすい時期とそうでない時期など、多くの情報を得ることができます。
妊娠を希望する方はもちろんのこと、そうでない方でも基礎体温を測ることをおすすめします。

Q.潰瘍性大腸炎の治療でステロイドを使うと妊娠に影響があると聞きました。本当ですか?

男性の場合、サラゾピリンを飲んでいると精子の数が減少する事があります。
(妊娠できなくはありませんが、妊娠する確率は低くなります)
サラゾピリンを止めれば精子の数が元に戻るので、子作りの予定がある場合は薬を変えてもらいましょう。

一応、サラゾピリン・ペンタサは胎児に奇形を誘引する副作用は確認されていませんが、症状の緩解期に妊娠、出産ができるように考えましょう。
生まれてくるお子さんの精神的な影響を考えると、無理をして途中で入院してしまうような事態は避けなければなりません。
妊娠よりも危険なのが、出産後にステロイドのサラゾピリン・プレドニン・ペンタサを服用しているお母さんが赤ちゃんに母乳を与える場合、ステロイドが母乳に溶け出して赤ちゃんに影響を与えることです。
そのため、出産後にこれらのステロイド剤を服用している方は直接母乳を与えることは避け、粉ミルクを使うようにしましょう。
また、ステロイド以外にも副作用があるのは免疫抑制剤です。
種類にもよりますが、催奇形の可能性があるので妊娠しないよう気を付けなければなりません。

逆子治療

Q.逆子に鍼灸が効くと知ったのですが、お腹の赤ちゃんに鍼(はり)をするのですか?

鍼灸の逆子治療は、主にお母さんの足首にあるお腹を柔らかくする「三陰交(さんいんこう)」というツボや、母体の足先にあり、お灸をすると赤ちゃんが動く「至陰(しいん)」というツボを使います。
お腹を触って赤ちゃんの頭や足などの位置を確認することはありますが、赤ちゃんに直接鍼をすることはありませんので、ご安心ください。
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Q.逆子体操をしても苦しいだけで赤ちゃんは元に戻ってくれません。鍼(はり)で治りますか?

妊婦さんは、動くとお腹が張ります。なので、逆子体操をしてもお腹が張ってかえって苦しくなってしまいます。
さらには、母体のお腹が張ると赤ちゃんにとっても窮屈な状態といえます。
この状態では赤ちゃんは動きたくても動けません。逆子を治したいのに逆効果というわけです。
ご自宅ではお体を冷やさないよう心掛け、お腹が張らないように安静にしているのが一番です。

Q.一人目も逆子で、今回(二人目)も逆子です。どうして逆子になるのでしょうか?

残念ながら、逆子になる原因は未だ明らかになっていません。
へその緒の長さ、母体の体温、赤ちゃんの大きさなど、様々な視点から原因をつきとめようと専門家が研究しているところです。

Q.どのくらいの確率で治りますか?

だいたいの目安で言うと、7ヶ月で95%、8ヶ月で90%、9ヶ月で80%といったところです。
また逆子の矯正には、母体が冷えていたり、お腹の張りが強いかどうかも深く関わっています。
加えて、赤ちゃんが大きくなるとだんだんお腹の中で動けるスペースがなくなるため、治療が難しくなります。
逆子と知ったら早めに治療し、安心して出産を迎えましょう!

Q.羊水の量は、逆子とどう関係するのですか?

羊水が多めだと赤ちゃんが動きやすいので、逆子治療で頭が下になってもまた元に戻ってしまうことがあります。
逆子に戻ってしまったら、再び鍼灸をして治します。それでほとんどの場合、落ち着いてくれます。
反対に、羊水が少なめだと赤ちゃんが動きにくいので、治療に時間がかかることがあります。
しかし、他に気になる症状(子宮筋腫がある、胎盤の位置が子宮口に近いなど)がなければ3〜5回くらいで治ることが多いです。
前述の矯正率とそう大差はありません。

Q.妊婦さんにとって大事なことって何ですか?

逆子治療などは妊婦さんにとって悩みの1つですが、一番大事なことがあります。
それは、無事に赤ちゃんを出産することです。
不妊症でやっと妊娠できた女性も、気をつけないと流産する可能性があります。
妊娠したのにつわりがひどくて栄養失調になったり、お母さんが妊娠中毒症になることもあります。また、出産予定日なのに赤ちゃんがおりてこないで陣痛が始まらない人もいます。
女性が妊娠して出産するまでの過程は様々な困難に打ち勝って初めて赤ちゃんと対面できることです。
極端にいえば逆子が治らなくても無事出産できれば逆子のまま生まれてきてもそれは安産です。
無事出産することを第一において逆子の治療に専念した方が逆子の矯正率もあがります。
不安なことはたくさんありますが、母親として大きな心で赤ちゃんを迎える準備をしましょう。

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