名古屋市東区葵 鍼灸専門 はり師・きゅう師国家資格所有

難聴

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難聴治療

ステロイド点滴・鼓膜への注射・血流改善薬・利尿剤・高圧酸素療法...
病院でいろんな治療をしたけれど、一向に良くならない!そんな悩みをお持ちではありませんか?

西洋医学の薬物療法では回復の見込みがないほどに症状が進行してしまっていても、人間が持つ自然治癒力を引き出す東洋医学の鍼灸治療なら、まだまだ回復の余地があります。
病院で「回復の見込みなし」とサジを投げられてしまった方も、諦めるのはまだ早いですよ!

鍼灸治療の有効性

近年、疲労の蓄積や精神的ストレスによる血行障害が突発性難聴の発症に大きく関わっているということが分かってきましたが、西洋医学の分野では有効な治療法が確立されておらず、病院では上記のような治療を試行錯誤しているのが現実です。

一方、東洋医学をベースとする鍼灸治療では主となる耳の症状だけに焦点を絞ってアプローチするのではなく、難聴が発症した原因が「身体のどこにあるのか」を追求します。
そして、その原因を踏まえたうえで(耳以外の部分も含めた)全身の関連器官の血流改善治療を行うため、病院で「治らない」とサジを投げられてしまった患者さんでも、鍼灸治療で聴力が回復することは決して珍しくないのです。

下のグラフは、 実際に当院で鍼灸治療を受けて症状が回復した患者さんの回復度合いを示しています。

画像の説明

■患者Aさん 男性(50代) 平成18年8月、右耳に突発性難聴を発症したケースです。

発症後、平成18年8月に聴力検査を実施。 平成18年10月、当院での鍼灸治療を開始。

そして、約3ヶ月の治療期間を経て、平成19年1月に再度聴力検査を実施しました。

右のグラフは、数値(dB:デシベル)が下がる(グラフが上がる)ほど小さい音でも聞きとることができ、聴力回復が顕著であることを示しています。

一般には、突発性難聴を発症して2〜3ヶ月を過ぎると聴力の機能回復がほとんどなくなり、4ヶ月で聴力が固定されると言われています。
症状の進行特性上、難聴発症後は治療を受けるのが早ければ早いほど回復の可能性がグンと高くなります。

突発性難聴の進行具合と鍼灸治療の効果との関係

鍼灸治療を行った場合の回復状況ですが、難聴の進行度合によっても異なるものの、一般的には発症後2週間程度であればかなりの確率で回復が期待できます。
発症後3ヶ月程度までの場合、回復の目安はおよそ50%ほどです。

半年、1年と時間が経過した場合では聴力回復は難しいですが、時間をかければ次第に回復することもあります。 突発性難聴による弊害は患者さんによって様々です。聴力自体の回復が望めなかったとしても、苦痛の原因となる「めまい」や「耳鳴り」、「反響音」が改善する可能性は充分にあります。

発症後3ヶ月が経過して聴力固定になると西洋医学(薬物療法)では「回復の余地がない」と言われてしまうことが多いですが、鍼灸治療なら充分に回復が期待できます!

実際の治療では突発性難聴に至った原因を客観的に追求し、患者さん一人一人に最適な治療を行っていきます。 一般的な鍼灸治療としては耳の周囲にある「耳門(じもん)」、「聴宮(ちょうきゅう)」、「聴会(ちょうえ)」というツボを使用することが多く、また、耳を含めた首から上の血流改善に効果がある「天柱(てんちゅう)」、「完骨(かんこつ)」と言ったツボも頻繁に使われます。

 画像の説明  画像の説明
   耳の周囲のツボ:耳門、聴宮、聴会      頭部のツボ:天柱、完骨
患者さんの症状によっては、関連する器官として腰や手、足にあるツボに治療を行うこともあります。

難聴でお悩みの方は、お電話での相談だけでも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。 また、当院では、聴力低下で電話での会話が困難な方のためにメールでの難聴相談も承っております。電話での相談が困難な方も、ぜひお気軽にご相談下さい!

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